隠せない本音

最近、不本意なことが続きました。我慢できず行動に出てしまい、かえって事態を悪化させてしまいました。いつも思うことなのですが、こんなことならじっと我慢しておけばよかったと後悔するのです。自分の憤りや正義感が問題を解決することはありません。ど…

リアルの世界での経験

やってみなければ分からないと言います。良いことも悪いことも経験してみるからこそ本当のところが分かるものです。挑戦することなく、知識や理屈で分かろうとしても、経験がなければ分からないものです。いかにネットやAIが進歩しても、リアルの世界の経験…

お礼にほっこり

学生さんの卒論のために取材を受けました。終わって見送ってから1時間ほどして、ひょっこり戻ってきました。何かと思えばありがとうございましたとお菓子をふたついただきました。私ともう1人のスタッフ用でした。今回のお礼にはほっこりしました。この素朴…

捨ててこそ

高度成長期は持つことが推奨された時代でした。まず白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫が。次はカラーテレビ、クーラー、車が三種の神器とされました。他にもブランドや旅行や外食など日本中が好景気に踊った時代ともいえます。消費が大きくなれば経済は成長し好循…

お金では買えない日々

もし1億円をもらう代わりに明日死んでしまうという条件を出されたら、1億円をもらう人はまずいないと思うのです。大金があっても使うことができなければ意味がありません。お金以上に命が大切なのです。表現を変えるならば私の明日には1億円以上の価値が…

望まれる人

人望は人に望まれると書き、徳望は人に望まれる徳と書きますが、自分本位ではなく、相手にとって、私という人間はどうなのかという視点が大切だと思うのです。そのように考えることで自らの欠点を補い、人としての深みを養うことができるのではないでしょう…

幸福の収穫

実りの秋となりました。様々な食材が収穫を迎えるまさに食欲の秋です。一般消費者はあたりまえのように購入して食べる訳ですが、それを出荷する農家さんはじめ生産者の苦労は大変なものだと思います。近年の異常気象は世界中の一次産業に深刻な影響を与えて…

嘘の結末

袴田事件が58年を経て無罪判決となりました。この年月を賠償することも責任を取ることもできないできないように思います。どうしてこのようなことが起こってしまったのか。おそらく自分達の都合で無実の人間を死刑囚にしてしまった当時の関係者も後悔に苦し…

おみくじに思う

たとえばおみくじを引いて中吉だったとします。大吉と比べれば運気は良くありませんが、小吉と比べれば良くなります。良いものと比べては落胆し、悪いものと比べては安堵するものであり、比べるものによって結果が変わるのではあれば、比べることに意味はあ…

苦難にあって

奥歯が痛くなり歯医者に行ったら親知らず周辺が炎症しており、紹介状を書くから口腔外科で抜歯するよう勧められました。とりあえず洗浄してもらったら痛みはなくなりました。落ち着いたので、このまま様子を見ようかとも思ったのですが、診察だけ受けること…

独自ルールと配慮

新しくオープンした施設に行ったのですが、フラットな入口で靴を脱ぐべきか迷いました。近くに「靴のままお入りください」とあったため安心して靴を履いたまま入場したのですが、そこから段差のある休憩スペースに入ろうとしたときに、また靴を脱ぐべきか迷…

重すぎる想いは

人の心には様々な感情や思惑が渦巻いており、自らの心に翻弄されてしまえば、大切な人生を害することもあります。仏教で説くところの無心を心がけなければならないと思うのです。 たとえば欲のままに、怒りのままに、不安のなかで物事に挑戦しても、思うよう…

敵を作らず

人間関係においては両方向において敵を作らないことを心がけています。まずは相手から敵視されないよう態度や言動などに気をつけています。また、本人のいないところであっても陰口にも気をつけます。気をつけるといっても無理をするとか我慢するということ…

地獄に落ちるのは・・・

テレビ番組で地獄を特集していました。開祖のお釈迦様は死後のことについては考えるな、今に集中して生きなさいと教えていました。ところが人間というものは死んだらどうなるのかということが気になって仕方なかったようです。そのため仏教においても、いつ…

日々、確認すべきこと

山奥にある人気温泉地に行ってきました。東北とは思えないほど海外からの旅行者であふれ活気がありました。ただ物価が高いのには驚きました。お客様が多くなるほど経費が抑えられ、安くなるということはないようです。巡礼の世界においても有名な霊場が朱印…

適度な緊張感

オリンピックが始まりました。各国の代表が厳しい予選を戦い抜き出場する訳ですから、確実に勝てるということはありません。報道を見ていると「金メダル確実」とか「まさかの敗退」とありますが、過剰なのではないかと思うのです。プロ選手でありプレッシャ…

命の共感

この世の真理や道理というものは、誰かを特別扱いすることはありません。厳然としており等しく平等であり、理不尽に思えることもあります。人間は自分優先で生活をしています。自らの生命を維持し、家族を支えることを優先しなければならないからです。 ある…

天から愛される

長く良い仕事を継続していくためには、自らの限界を超えていく自助努力はもちろん必要なのですが、それだけでは十分ではありません。必ず同業者があり同じように頑張っているライバルがいるものですし、予期せぬ環境や経済の影響を受けることもあります。誰…

ハラスメントの終着駅

ハラスメントも様々に派生しているようで、次々に新しいハラスメントが登場しています。相手を不愉快な気持ちにさせれば、それはすべてハラスメントとされるようになってきました。もちろん誰もがストレスを感じることなく仕事や私生活を送るのは理想なので…

仏教の三学

仏教を志す者は三学を修めなければならないとされます。三学とは戒・定・慧です。戒とは戒律のことで十善戒が一般的です。命を粗末にしない、盗みをしない、人の道に外れない、?をつかない、おかしなことを言わない、悪口を言わない、人を惑わせない、欲に翻…

心の状態が

メンタルヘルスといえば、心の病というイメージがあるかもしれません。ですが、私は心を安定させることだと思っています。心が不安定になると仕事や人間関係でイライラし、また疲れやすくなってしまいます。それによって意欲の低下や失敗などがあり、人間関…

本物のSDGs

朱印対応で席を離れて戻ってみるとクーラーがついていました。「すみません。暑かったので」ということでした。ただ、その日は推奨されるクーラーの設定温度よりも低い気温の日でした。クーラーに慣れてしまうと、そんなに暑くなくてもつけてしまうようです…

人生まだまたこれから

私はまだまだこれからだという自分の可能性を信じたり、まだ変わることができると思えることが必要だと思うのです。年齢共に思考や価値観は固定されるようになってきます。ですが、それは年齢や外的な要因ではなく、自身が新しいことを求めようとせず、今の…

二つの視点

私は「自分がどのように考えるか」と「相手からどのように思われるか」という二つの視点が大切だと考えています。「自分がどのように考えるか」という視点によって自分の目標や方向性を考えます。ですが、それだけだと自分中心の言動に陥りやすく、人間関係…

100年の人生

レベル3の人がレベル10の人と話をしても、自分よりはすごいとは思っても、何がどのようにすごいのか、その本質的なところは分からないものです。現時点での理解というものは、けして正解ではないのです。ですから、すべてを分かったような気になることなく、…

3、4、5

心理学などでも様々な発達段階が提唱されていますが、私は30代は自分の得意なことや個性を伸ばす年代だと思っています。得意なことや好きなことに出会い没頭することで力をつけていく時期です。鉛筆の芯を削っていくようなものです。自分をとんがらせて強い…

自分をぶっ壊したい

悪質ホストやギャンブル依存症など様々な社会問題がありますが、その根底には今の生活や自分自身をぶっ壊したいという衝動があるのかもしれません。今の社会や自分に対する不満や失望が自分をダメにしようとする衝動につながるのかもしれません。「もっと自…

寓話の時代

私はどちらかといえば精神論で育った世代といえます。根性とか気合という言葉を多用されました。金銭、物量、能力、才能など人間は不平等なのですが、そこを埋めるのが精神であるという理屈なのでしょうか。今では精神論は旧来の誤った考え方であるとみなさ…

温暖化は止められない

今年は桜が早く咲いたかと思えば散るのも早く、あっという間に新緑の季節を迎えました。例年だと5月中旬頃に最初の草刈りをおこなうのですが、今年はすでに草刈り機の音が響いています。今までは慌ただしい人間社会に追い立てられても、いつも変わらない自然…

昭和からの脱却

ある会議で若手からの意見が理解できないことがありました。本人は意地を張っているわけでも、嫌がらせをしているわけでもなく、真面目に素直に発言しているだけなのです。ですが、その意見は私とは正反対なのです。私が長年にわたり考え実践してきたことと…