仕事のモチベーション

先月、輝かしいキャリアから離れて新たる道を歩もうとしている方とお会いする機会がありました。転職が一般的となっていますが、これ以上ないような職をあえて辞する感覚は一般的ではないのかもしれません。大多数の人は安定を求め仕事をし、転職者の多くは…

意識を高めることで

当山の総本山近くに隋心院というお寺があります。修行の帰りに拝観したことがありますが、最近ネットで小野小町ゆかりの寺院であることを知りました。小野小町が開湯した温泉街にある寺院の住職としては、そのことを知って拝観したかったと思いました。知っ…

賢者の生活

賢者は外に幸福を求めることがありません。外に求めることは自分の幸福に条件をつけることになります。資産が1億円なければ幸せではない、部長に昇進できなければ幸せではない、子供が早く結婚し孫の顔を見せてくれなければ幸せではない、様々あると思いま…

仏教的経営のすすめ

昨年逝去された稲盛和夫氏は自らの経営に利他の精神をもって臨みました。大河ドラマになった渋沢栄一氏は論語の精神を経営に活かし、他にも偉業を為した経営者の多くが経営哲学や生き方として仏教などの思想を体現することで成功されたと思うのです。そのポ…

不自然な社会

健康に不安があれば病院で診てもらえばいい、喧嘩をしたら素直に謝ればいい、問題があれば解決すればいい。何事もシンプルで簡単なのに、それをわざわざ複雑にするのが人間というものです。あたりまえのことを、あたりまえにおこなえば不安も苦悩もなくなり…

一意専念

一意専念という言葉がありますが、何事においてもひとつのことに集中して臨みたいものです。現代は様々な選択肢があります。しかも、そのどちらが良いのか、やってみなければ分からないものが多く、結果が分かるまで時間がかかることもあります。そのため、…

幸・不幸の原因

この世界には4つのタイプがあると思っています。1、自分の幸せの理由が分かっているタイプ2、自分の幸せの理由が分かっていないタイプ3、自分の不幸の理由が分かっているタイプ4、自分の不幸の原因が分かっていないタイプ 幸福の理由が分かっている人はいつ…

共通の常識感覚

テレビ「ノンレムの窓」で代行社会を見ました。代行業が普及した社会でプロポーズもお互いに代理人に頼み、結婚の挨拶でも本人達も両親もみな代理人だったというストーリーです。現在でも会社を辞める時など前日まで普通に働いていて、突然代理人が来て退職…

恐れることはなく

パトカーを見ると何故か緊張してしまいます。何も悪いことをしているわけではないので、堂々としていれば良いのですが、条件反射のように気まずい思いをしてしまいます。人生においても善く生活していれば、何も恐れる必要はないのです。生きていれば不安や…

成人の日に

成人の日がありましたが、その歴史は浅く昭和になってから始まったようです。さらに昔であれば元服という儀式もありましたが、大人になる儀式は世界中にあるようです。近年の成人式はヤンチャな衣装で暴れる姿が報道されますが、少数派だからこそ目立つので…

新春に

新年あけまして、おめでとうございます。新年を迎えると厳かな気持ちとなり、希望に満ちた想いで今年一年頑張ろうと思います。その気持ちをいつまでも見失うことなく精進したいと思います。今年もご愛読ください。 人生、苦あれば楽ありといいますが、どちら…

一年の速さよりも重さを考える

師走も大詰めあっという間の一年でした。肌寒くなってからの2か月間は特に早かったように感じます。ですが、一年の速さよりも一年の重さを考えたいと思います。一日一日が大切なのですが、忙しく過ぎ去ってしまう一日について考えるのは難しいように思いま…

シンプルな言葉のなかに

七仏通戒偈の一節に自浄其意という言葉があります。自分の心(意)を浄めなさいという教えです。私達の心は野原のようなもので何もしなければ次々に雑草が生えるかのように雑念が生まれてくるものです。その雑念が心のなかで繁殖してしまうと何も見えなくな…

これからの生活

まもなくクリスマスですが、日本人にとっても待ちに待ったイベントです。仏教も儒教も外来の宗教でした。それが日本に伝えられそれぞれに定着していきました。日本古来の神道も外来の宗教と争うことなく今日まで続いています。この日本人の宗教への寛容性は…

癸卯の意味と心得 令和5年(2023年)

令和五年は【癸卯 みずのと う】の年です。【癸】はもともと「はかる」という意味であり、測るための基準や道筋という意味に変わっていきました。季節は十干の最後であることから冬を表し、草や葉がなくなり見通しが良くなることで、今まで見えなかったもの…

新たなる心

植物は根から栄養を吸収し成長していきます。私達人間も栄養を吸収し成長していかなければなりません。体については適切な食事、運動、睡眠などで成長していきます。大切なのは心の成長だと思うのです。体と比べれば見えるものではなく、方法も複雑なため体…

冬将軍の到来に

冬将軍が到来し、いよいよ除雪の季節となりました。当地においては、雪はあたりまえで11月から雪の準備はしていました。ですが、いざ降り積もる雪を見ていると気分は沈んでしまいます。ですが、いかに雪を恨んでも、どうしようもありません。雪も台風も地震…

被爆国の道

防衛費の増額が検討されているようですが、現在の経済危機にあって他の予算を削ったり増税してまで必要なのか考えさせられます。私は防衛費に予算を使うならば、国際貢献に使うべきだと思うのです。各国との関係を強化することで、日本に手を出したら世界中…

物事の根底にあるもの

最近、どのような企画をおこなうかよりも、誰がおこなうかのほうが重要だと思うようになりました。その企画自体よりも、どれだけ責任をもって継続できるのか、どれだけ周囲が協力してくれるのか、こういった条件を満たす「人」のほうが大切なのです。どんな…

単調な毎日のなかで

NHKで料理番組をたまたま見ました。大根料理でしたが、基本的な調理から工夫まで短時間でよくまとめられていました。大根は一般的で基本的な食材だと思いますが、毎回の調理を見直してみると、いつもの味がさらに美味しくなるのかもしれません。同じ食材でも…

いつか必ず役に立つ

サッカーワールドカップ日本代表の試合は惜しかったわけですが、あの試合を見て悔しいと思った子供たちが、次の新しい景色を見せてくれるのではないでしょうか。日本中が一体となり盛り上がった素晴らしいワールドカップでした。またサポーターの試合後のゴ…

すべてをかける

「二本の矢を持つことなかれ」という言葉を知りました。失敗しても次があるという慢心と、この一本にすべてをかけるという覚悟を比べれば、数の優位など意味がなくなります。応援で練習のつもりでやれと聞いたことがあります。リラックスして臨めという意味…

私のプライド

中国ではゼロコロナ政策に対するデモが頻発しているようです。もう我慢の限界といったところでしょうか。中国政府もゼロコロナ政策の転換を示唆したようで、世界中に影響を与えている政策がどのように変わっていくのか、気になるところです。以前の中国なら…

悲観的に考えて楽観的に

当山の起源となる山岳信仰について学ぶため現地に足を運んでいますが、現在は跡地となっています。明治前後の廃仏毀釈によって、建物はすべて失われてしまい、難を逃れた仏像が当山に伝えられています。周辺の歴史を調べると同じように消失した寺院もあれば…

自分をアップデート

サッカーワールドカップで強豪ドイツに勝った日本代表に日本中が歓喜したことでしょう。私の場合には熱烈ということはなく、勝ってほしいけれども、現実は厳しいかと思っていました。ですが、勝負というものは分からないものであり、先入観や固定観念に縛ら…

コロナ禍の無常観

なかなか終息しないまま第8波が到来しているようです。ある調査でコロナ禍における価値観の変化として無常観が増加もしくは定着したという結果がありました。現代の生活が意外と脆く儚いものであるという認識が強まったのではないかと思います。まさか未知の…

探求型学習のその先へ

あまり共感できませんが、小学校から探求型の学習が取り入れられています。私などはまず基礎学力をつけてからの探求であり、詰込みと非難する前に基礎を大切にするべきだと考えています。以前の論語の暗唱などは基礎だけではなく道徳にも通じ生涯の宝となる…

熱意と準備

私は何事も熱意と準備だと考えています。できる人ほど熱意があり陰ながらコツコツと準備をしています。そしてチャンスが巡ってきたならば、即座につかむことができるのです。できない人は普段から何もせず、チャンスが巡ってきても言い訳をして終わってしま…

信頼関係の基

交通ルールを守らなければ事故になります。子供の頃は交通教室で、大人になれば教習所で交通ルールを学びます。大多数の人間が交通ルールを守ることで安全安心な通勤通学が実現します。人間関係においては、交通ルールの代わりに道徳があります。交通ルール…

無機質社会の輝き

先日ある記念式典が無事に終わりました。1年以上前から会議を重ね準備を進めてきたわけですが、刻々とその日が近づいてきて、当日はあっという間でした。コロナ禍にあり規模縮小や祝賀会の中止ということもありますが、なんだか物足りない寂しさを感じました…