陰徳あれば

 陰徳あれば陽報ありといいますが、人知れず善行を積んでいる者は必ず報われるということです。人はまず自分の生活を整えていかなければなりません。ですが、自分のことばかりではなく、周囲や社会のための善き役割を持たなければなりません。善行は目立つためや見返りのためではなく、「させていただく」という謙虚な姿勢でおこなうのが尊いのです。そういう人には天も人も信頼し味方をしてくれるものです。自分の為だけに生きているのは虚しいことです。善意で人とつながり、自分なりの役割をもって貢献できるよう一日一善を心がけ陰徳を積み、善き世界の住人となることで幸福に暮らしたいものです。