苦しい時の頑張り

 大谷選手は様々なことがありながらも順調に活躍されているようです。海外での生活であり頼みの綱でもあった通訳がいなくなり、それでも結果を求められるプロの世界で期待に応えるのは大変なことだと思います。メディアには出ない苦悩や努力があるのでしょうが、言い訳をせず今やるべきことに向き合う姿勢は素晴らしいと思います。


 誰しも万全の状態で日々の生活を送れるわけではありません。体の不調や家族の心配をはじめ長い人生においては何事もなく専念できる期間のほうが短いのかもしれません。ですが、様々な不安材料があるなかでも最善を尽くしていかなければなりません。今日は調子が悪いので明日から頑張るというのでは、いつまでも頑張るべき明日は訪れないかもしれません。


 たとえベストではなくても、今できることは今やらなければなりません。その積み重ねが大事なのです。部活だけではなく、何事においても苦しい時に頑張ったことが自分を支えてくれるのです。できな言い訳は無限にあります。言い訳に負けず一歩すすむということが、その人を強くしてくれるのです。どこか遠い世界の偉人だけではなく、誰もが日々自分と戦っているのです。