甲子大黒天本山のブログ

このサイトは甲子大黒天本山オフィシャルブログとして福山主が担当しております。甲子大黒天の紹介のほか豊かな人生を送るために大切なことを書かせていただいております。

少欲知足で程々に

 人間の欲とは持てば持つほど食べれば食べるほど、さらに欲しくなるものです。物欲や食欲には終わりがありません。自らの欲に翻弄されることなく、程々のところで満足することを知らなければなりません。そのためには「ありがたい」という感謝の心が大切です。人はありがたいと思ったときに心が満たされます。日々の「あたりまえ」を「ありがたい」に変えることで幸せになることができます。幸福とは物や条件ではなく、感謝の心から芽生えてくるものです。消費社会の生活に疲れたならば、神仏へ参拝しあらためて日々の生活に感謝することからはじめてみましょう。

 

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一を聞いて十を知る
 優れた人ほどひとつのことから様々なことを学びます。それは能力や立場の違いではなく、責任感や意欲によって些細なことからも大きな学びを得るのです。知らないということは恐ろしいことです。感謝ということを知らなければ感謝しなさいと教えられてもできません。人が生きていくうえで大切なことほど教えられることではなく、気づかなければならないことです。大人になるほど周囲は黙認するばかりで誰も指摘してくれなくなります。日々の生活を見直し、自ら大きな気づきを得たいものです。(色紙おみくじ6)

 

 

 

この世は心を映す鏡なり

 この世界とは自分の心を映しているものです。明るい心で暮らしている人にとって、この世界は光り輝いています。暗い心で暮らしている人にとっては、この世界は暗くつまらないものになります。たとえ同じような状況や環境であっても、心の状態によって見え方が大きく違ってくるのです。すべては心からはじまります。想ったことが言葉や行動となり発信され、それがこの世界を巡り因果応報として自分のところに返ってきます。マイナスの感情に翻弄されることなく、自らの心を整え善く安定させることで、この世界も同じように安定し満ち足りて幸せな世界となります。

 

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忍によって道を開く
 世の中は忍耐なくして生きることはできません。苦手なことがあり嫌いな人がいてあたりまえなのです。厳しいことを前提にして生活することで覚悟が定まりかえって楽になります。嫌なことに耐えることが忍耐ではありません。自らの未来を信じて今の自分に負けることなく頑張ることが忍耐です。嫌なことを我慢するだけでは何も変わりません。人は積極的に困難と向き合っていくことで成長し、人生がより深く豊かなものになるのです。忍耐によって力強く道を切り開いてください。(色紙おみくじ5)

縁を磨いて福となす

 人は良縁を求めて悪縁を嫌いますが、天より与えられるご縁は赤子と同じように無色透明であり善悪の区別はありません。大切なことは与えられたご縁を、どのように育てていくかということです。同じ相手でも、その人と幸せになれる人もいれば、不幸になってしまう人もいます。相手を選ぶことよりも、いかに関わるかが大切なのです。人生には合理的・計画的な選択肢は少なく、不合理であったり突発的であったりするものですが、それが人生の醍醐味だと思うのです。自分に与えられたものに不満を抱くのではなく大切に磨いてこそ宝となるのです。(色紙おみくじ4)

 

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尊い自分に気づくこと

人は誰しも唯一無二の存在です。この世界に自分の代わりとなれる者はおらず、あなたにしかできない役割とあなたにしか支えられない人々がいます。自分に与えられた役割に目覚め人の役に立とうとするところに、あなたの本当の居場所と役割が与えられます。自分を大切にできない人は周囲の人々を大切にすることもできません。人間はお互いに自分のことを考えれば不幸となり、お互いに相手のことを考えれば幸福になれるのです。お互いの尊さを認め合いながら暮らしたいものです。(色紙おみくじ3)

 

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想いからすべてはじまる

人生はすべて想いからはじまります。日々の想いが言葉となり行動となって発信され、それがめぐりめぐって返ってきます。これを因果応報といいます。善き想いから生まれた言葉や行動は幸福となり返ってきますが、悪しき想いから生まれた言葉や行動は災いとなり返ってきます。この世界の出来事はすべて自分で育てたものを、自分で収穫しているだけなのです。欲に翻弄されることなく、人を想う慈悲に満ちた善行があなたを幸福へと導いてくれます。善き想いを育て、それを実践できる人になりましょう。(色紙おみくじ2)

 

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新企画のご案内

 今年の春から新しく色紙おみくじを企画します。全20種類すべて私が色紙に手書きで書いたおみくじです。1回500円で引くことができ、裏面で言葉の意味を解説しています。今回からシリーズで色紙の画像と解説を掲載したいと思いますので、ご覧いただき、お近くにお住まいの方や興味のある方はぜひお越しください。

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笑う門には福来る
 人間は笑うことで明るい気持ちになり、前向きに頑張ることができます。また、楽しそうに笑う人の所には人が集まり、笑いの輪が広がっていくものです。心の状態というものは表情にも表れます。楽しそうな表情、つまらなそうな表情、表情ひとつで一日の生活が大きく違ってきます。「うまくいかない」と思ったときには自分の表情を確認してみましょう。表情を変えれば自分の心のありようが変わり、状況や環境さえも変わっていきます。笑顔の花咲くところに幸福の花が咲くのです。幸せを感じる時には誰しも笑顔になり、笑顔でいれば幸せになれます。大黒様のような笑顔を心がけ招福の生活をお送りください。


和を以て貴となす
 聖徳太子の時代から今日まで変わることなく大切なのが和ということです。人間は一人では生きることができません。関わりのなかで暮らしていかなければなりません。上司や隣人など選ぶことのできない人間関係も多いからこそ、どのような関りを持つかで人生が大きく違ってきます。個性の時代といわれますが、個性とは身勝手を通すことではなく、自分とは違う相手の価値観や人生を認めることです。一人として同じ人間がいないなかで、自らの価値観に囚われることなくお互いの違いを認め合って、相手を想う優しい心と配慮によって和を成し、仲良く暮らしたいものです。(色紙おみくじ1)

心の掃除をお忘れなく

 今回のコロナウイルスでは目に見えない恐怖というものを考えさせられました。目に見えないということであれば、人の心も見ることはできません。それなのに「あの人の心は醜い」とか「心の美しい人だ」と表現することがあります。それは見ることはできなくても感じることができるからこその表現なのです。絶対的な基準があるわけではありませんが、心で生きている私達にとって、相手の心というものにも敏感なのでしょう。


 頻度は人により異なりますが、自分の部屋を定期的に掃除しているのではないでしょうか。トイレも風呂場も玄関も掃除するのに自分の心は掃除しないというのはおかしなものです。心の掃除とは神仏に参拝して謙虚な気持ちになったり、芸術や読書によって感動したり、森林浴や登山をしたり、ボランティアなどで奉仕をするなど、日常の生活から離れた活動が必要なのかもしれません。人により掃除の方法は異なりますが、心を掃除するという意識が大切だと思うのです。


 ただし潔癖症ということもあります。何事においても正しいことを追求し融通の利かいない人もいます。間違ってはいませんが、通常の人間関係においては面倒な人と思われるかもしれません。「水清ければ魚棲まず」という言葉もあのますが、正しいことだけでこの社会が成り立っているわけではありません。自分の心をきれいに掃除することは大切ですが、それを周囲や社会に求めると、かえって苦悩や衝突があるかもしれません。仏教では泥中にあって汚れることのない蓮の花を仏様の象徴と考えます。この社会には様々な矛盾や闇が存在しますが、そういったものに染まらないよう自らの心を修していきたいものです。