甲子大黒天本山のブログ

このサイトは甲子大黒天本山オフィシャルブログとして福山主が担当しております。甲子大黒天の紹介のほか豊かな人生を送るために大切なことを書かせていただいております。

飢えた生活の恐ろしさ

 お笑いの世界も大変なようです。このご時世にブラック企業と非難されないのは特殊な世界だからなのか、それともメディアに対して絶大な力をもっているからなのでしょうか。日本において厳しい世界が失われつつあることは問題だと思っていますが、厳しさには本人のための厳しさと、誰かが甘い汁を吸うための厳しさがあるように思います。


 アダムとイブは蛇にそそのかされ禁断のリンゴを食べ楽園を追放されました。もし、2人が満腹の状態であったならばリンゴを食べていなかったかもしれません。今回の騒動も納得できる報酬をもらっていれば闇の世界に魅了される芸人は少なかったかもしれません。3日間なにも食べずにいれば、たとえ毒が入っていても目の前にご馳走を並べられれば飛びついてしまうものです。


 何事においても飢えというものは恐ろしいものです。友達がおらず友情に飢えていると悪い友達にそそのかされやすくなります。お金に飢えていると詐欺に騙されやすくなります。愛情に飢えていると過ちを犯しやすくなります。人生には我々を転落させる落とし穴が各所にあります。飢えた生活をしていると落ちてしまうリスクが高まるのです。少欲知足で満たされた生活を心がけることで、リスクのない安定した生活を送ることができるのです。

 

 

あと一歩なのに

 「もうあと一歩」の難しさを感じることがあります。何事も花開くまでは時間がかかり努力と忍耐を求められるものです。人は誰しも「もう少し頑張ってみよう」と「もうダメ」を往復しては苦悩するものです。揺れ動く心を冷静に保ちながら、ひとつの決断を下さなければならない時が訪れます。もうあと少しの人が断念することもあれば、逆に夢を追いかけている自分に安住し現実逃避している人もいます。その見極めは難しいものです。


 人生における重要な判断ほど正しい答えがありません。自分が下した決断を後悔しないようにするためには、「このままでは」とか「もしかしたら」というマイナス思考に支配されることなく自信を持たなければなりません。そのためには自分が選んだ道をたとえ厳しくとも明るく誠実に歩んでいかなければなりません。歩みをとめることがないように、道に迷うことがないように明るく照らしたいものです。


 何事にも正しい答えや道があるわけではなく、自らが選んだものをそのように導いていかなければなりません。成功する人はどのような道であっても成功し、失敗する人はどのよう道であっても失敗します。厳しく自己責任を問われるわけですが、恐れることなく日々最善を尽くしていくしかありません。無理することなく程々でも自分に嘘をつかなければ、それなりの道になるのではないかと思うのです。答えはあとからついてくるものです。自分の決断で地球が滅亡するわけでもありませんから、まずは楽しく前に進みたいものです。

 

 

エネルギーの方向性を考える

 人間が一日に使用できる精神的なエネルギー量は決まっています。このエネルギーはプラスとマイナスにの双方向に使用されます。プラスへのエネルギーは喜びや感謝などに使用されますが、ほとんど消耗することはなくかえってエネルギーが増えることもあります。マイナスへのエネルギーは憎悪、猜疑、嫉妬、無気力などで激しくエネルギーを消費し私達を疲れさせます。


 エネルギーをプラス方向に流すことを心がけ、マイナス方向への使用を控えることで心身を健全に保つことができます。精神的エネルギーの使用も習慣です。意識しなければ毎日同じようなことにエネルギーを注ぎ、これがマイナスであれば疲れ果ててしまいます。毎日疲れているという人は日々費やしているエネルギーの方向を考えてみなければなりません。精神的なエネルギーは体力とは違い寝れば回復するというものではなく、一度枯れてしまえば簡単には回復しないものです。


 毎日同じ人にイライラしたり、毎日同じようなパターンで憂鬱になるのであれば、マイナスの習慣を改善しなければなりません。精神的なエネルギーを浪費することなく、豊かな人生のために活用しなければなりません。毎日イライラしたり憂鬱な生活を豊かだとはいいません。毎日同じことを繰り返すのではなく、昨日よりも今日、今日よりも明日と自分の生活を反省し試行錯誤しながら少しずつでも豊かにしていきたいものです。

 

 

言葉の重み

 私達は日々たくさんの言葉を使い会話をしています。現在、私が住む田舎では蛍が飛び交っていますが、蛍は光で会話をします。幻想的な光景ですが、人間の言葉ほど複雑な会話はできません。群れで生活する動物たちもコミュニケーション能力がありますが、人間のような文明を築けるほどのものではありません。


 私達はせっかく素晴らしい言葉を持っているのに、その言葉をどれだけ活用しているのかは疑問です。せっかくの言葉で争ったり疑心暗鬼になったりするのは言葉の間違った使い方ではないかと思うのです。また、どれだけ本気で言葉を使っているかも考えなければなりません。「ありがとう」とか「いただきます」という言葉にどれだけ気持ちを込めているでしょうか。心を込めない言葉は本物ではありません。


 心からの言葉だけが相手に伝わるものです。思ってもいないことを言っても相手の心には響きません。偽の言葉で最初は誤魔化せたとしても長くは続かないものです。営業マンでも口だけの人間はやはりダメなものです。毎朝の社長の訓示も、その社長が本気で思っていなければ社員に伝わることはなく、ただの無駄な時間になります。人間の生活には本音と建前があるものですが、自分の言葉に責任を持つこと、自分の言葉に心を込めることを意識したいものです。そして人を不愉快にさせない美しい言葉を使いたいものです。

 

 

選挙にモノ申す

 農業の基本は土づくりだといわれます。たしかに土壌が適していなければ、そこから良い作物は育ちません。日本の政治や経済は停滞しているように感じられます。国づくりの基本は人づくりです。ちょうど参院選がおこなわれていますが、どうせ誰がやっても何も変わらないという雰囲気のなかで選ばれた人間が日本を発展させることはできないと思うのです。


 今の政治に問題があるとすれば、それは選ぶ側に問題があるということです。会社の面接であれば、その会社にとって有益な人間を時間をかけて選びます。人がいないからと安易に採用したり、頼まれたからと縁故を優先するような会社は倒産してしまいます。結婚相手にしても、この人と生涯にわたり幸せに暮らせるかと真剣に考えるはずです。ところが、自分が住む国の未来をかけた選挙のはずなのに、真剣に考えて投票する人がどれだけいるのでしょうか。


 また、当選すれば逮捕やスクープさえなければ無難に過ごせるということも問題です。温かい期待と厳しい苦言の両方をもって在任期間を見守ることで政治家は成長すると思うのです。選挙には無関心で、当選後はさらに無関心になるのでは国を繁栄させるような政治火家は生まれません。国民が政治家を育て、政治家が国を育て、国が国民を育てるという図式だとすれば、やはり最初にすべきは政治家を選び育てることなのではないでしょうか。

 

 

積小為大

 最近、何事にも手応えを感じられるようになりました。修行が終わって帰ってきたばかりの頃は何をするにも未熟で緊張し自己嫌悪の日々が続きました。そんな状態から少しずつ慣れていき、認めてもらいながら気がつけば20年近い歳月を歩んでいました。わずか3年や5年で大きく変わるわけではなく、積小為大という言葉の通りに日々の積み重ねがある一定の年月や能力に到達することで、大きく変わっていくのだと思うのです。


 たとえるならバケツに毎日水を注ぎ、そのバケツが満杯になった時に開花するようなものです。ただし、毎日どのくらいの量の水が注がれているのか、またバケツの大きさも分かりません。目で確認できないことを続けることは困難であり、忍耐を求められます。満杯になる日がいつ来るのかも分からないまま、ただ待つのではなく努力と忍耐の日々を積まなければなりません。私のように逃げられない状態であれば、紆余曲折を経ながらも進んでいくしかありません。他の人ならもっと早くたどり着いたかもしれない境地でも私には私なりの時間が必要でした。


 人は誰しも与えられた道を歩んでいるものです。その道は転職したからリセットされるというものではありません。すべてはつながっており、けして逃げることのできない自分という存在とひたすら向き合っていかなければなりません。自らと誠実に向き合うなかで、それぞれに与えられた課題を解決していくなかで、自分が求めているものが開花するのではないでしょうか。継続は力なりといいますが、バケツが一杯になるまで日々を積んでいけるかどうかなのです。

 

 

たまにはバカをやってみる

 実際のところ「やってみなければ分からない」というのが真実ではないでしょうか。やってみたら、行ってみたら、食べてみたら、話してみたら思っていたのと違ったという経験は誰にでもあるはずです。人生には思っていることと現実を一致させていくという作業も必要なのです。自分の想いと現実を一致させることでシンブルに生きることができます。


 たとえば相手のことが心配で勝手に不安や妄想を膨らませていけば苦しくなるばかりです。ところが、自分の想いを相手に伝えて確認すれば、今までの不安や妄想は一瞬で消えてしまいます。もし、ごく稀に当たっていたとしても具体的な決断や行動を取ることができます。もし内定をもらった会社のブラックな噂を聞いたとしても出社して仕事に慣れてみなければ本当のところは分からないものです。


 何事においても具体的な確認をするということ、また確認するまでの間は勝手に不安や妄想を膨らませないで冷静でいなければなりません。そのまま放置することなく勇気を持って確認するということや経験してみることが大切です。1人で悩んでしまうと正しい答えが出せなくなります。勝手に結論を出したり、勝手にあきらめてしまっては何も変わりません。経験するからこそ成長することができます。


 失敗や挫折という経験も人生においては必要なことです。成功から学べることもありますが、それ以上に失敗から学ぶことはたくさんあります。「どうせ」とか「しょせん」という言葉を多用する人は自分に自信がなく行動できない人です。行動する勇気と失敗する勇気があれば人間は大きく成長することができます。思考を捨て馬鹿になることで得られるものもあるのではないでしょうか。