悪習の打破

 忙しかったり、疲れていたりすると、仕事が雑になり相手に対して誠意を持てなくなったりするものです。そうなればパフォーマンスも信頼も失われてしまいます。ところが、本人は自分の能力や人間力が低下していることに気づいていないこともあります。いつも忙しく疲れている人は、いつも雑で誠意のない仕事をしているかもしれませんから、日頃の自分について反省してみることが大切です。


 精神面も含め体調の管理は重要なことです。気力体力が充実してこそ良い仕事ができるものです。疲労困憊する時代ですから、休憩や睡眠そしてリフレッシュに留意しモチベーションを維持したいものです。意欲的に楽しく活動している時は疲れにくく人間関係も円滑にいくものです。疲れたような表情や態度はそれだけで人を遠ざけてしまい損をしているようなものです。


 疲れやストレスも習慣化するものです。いつも疲れている人、いつもイライラしている人は外的要因よりも、自分の思考や感情に原因があるのかもしれません。習慣を打破するためには、いつもとは違うことを生活のなかに取り入れなければなりません。いつもとは違う言葉を使ったり、いつもは話さない人と話してみたり、いつもはやらないようなことをやってみたり、新しい自分を意識することで悪しき習慣を打破できるかもしれません。