パトカーを見ると何故か緊張してしまいます。何も悪いことをしているわけではないので、堂々としていれば良いのですが、条件反射のように気まずい思いをしてしまいます。人生においても善く生活していれば、何も恐れる必要はないのです。生きていれば不安や自己嫌悪が伴いますが、そういったものに翻弄される必要はありません。堂々としていれば良いのです。
杞憂という言葉がありますが、善き生活をしている人はあまり心配をする必要はないのです。この世界は因果応報です。悪き種をまかなければ、悪しき実はつかないのです。大切なことは善悪の種を見極めることです。悪しき種をまきながら、そのことを知らずにいれば原因の分からないトラブルや苦労がやってくるかもしれません。
自分の言動がどのような結果につながるのか理解できなければなりません。理解できるならば、わざわざトラブルを呼び込むようなことはしないはずなのです。もちろん、分かっていることを自然体で実践できるようになるためには修行や経験が必要になりますが、勝つか負けるか運試しのじゃんけんのような生活ではなく、善き生活のなかで間違いのない言動をしていれば、何も恐れることはなく安らに暮らせるものです。