行動経済学

 住友生命さんの「Vitality」のテレビCMで行動経済学という言葉を知りました。CMでは行動しなかった後悔のほうが、行動した後悔よりも大きいと伝えています。これが誰にでも該当するのではあれば、どうしようか迷ったならば行動したほうが良いわけです。そのほうが後悔は少ないのですから。ところが、迷ったら行動しないことのほうが多いのではないでしょうか。そのため後悔も大きくなるわけですが、簡単に割り切って行動できるわけではありません。


 人間の行動は単純なものではないと考えています。朝の挨拶ひとつにも相当な葛藤があったのかもしれません。単純な行動だから単純な発想や思考によるものとは限りません。人間は悩みやすく迷いやすく、そうやって自分を苦しめることが得意なのです。そんな自分と上手に付き合っていかなければなりません。とりあえず私は行動経済学の本を買い、これから読むところです。新たなる人生の視点を得ることができればと思います。また、仏教とどれだけつながるのかも楽しみなところです。