善をつかみ幸福なり

 この社会には善があり悪があり光があれば闇もありますが、どちらもこの社会を形作るものです。大切なことは何を求め、何を信じるかということです。幸・不幸とは外的な条件や環境ではなく、今の自分をどのように考えるかにかかっています。同じ生活をしていても、その生活を幸せだと思える人もいれば、不幸だと嘆く人もいます。「ありがたい」という感謝の心をもって暮らすことができれば、つねに心は安らかに満たされます。因果応報のひとつが善因善果です。善いことをすれば善い結果が訪れます。善を信じて、この社会の善に目を向け暮らしていれば、今の生活のなかに幸せの花が咲くようになります。

 

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