愛読しているあるブログに「できる、できないで決めるから無難なところに落ち着いてしまうんです。」という言葉がありました。まさに私のことを言い当てられているようでショックでした。自分のできる範囲でのベストを考える習慣がいつの間にか定着していました。裏を返せば「できないことは最初から挑戦しない」ということでもあります。そのため自分の殻を破ることができない、限界を突破できないのです。
成長とは今までできなかったことができるようになることです。若い時は学ぶべきこと覚えるべきことがたくさんあり、つねに成長のなかにありました。いつの頃からか経験で生活できるようになり、新たなる学びや挑戦から遠ざかっていたことを今回の言葉で気づかされました。たしかに年齢とともに「できること・できないこと」が明確に分かれてくるものですが、できないことを素直にできないと認めることと、安易にできないと思い込んでいることは違います。
自分という人間を極めていく過程において苦手なことから逃げないことも大切です。新しい自分に出会うためには新しい挑戦が必要なのでしょう。いつもなら頼まないメニューを食べてみる、いつもなら声をかけない人と話してみる、いつもとは違う道を歩いてみる、いつもならやらないようなことをやってみる。いつもとは違う行動のなかに新たなる自分を発見できるかもしれませんね。
