悲しき虐待

 虐待のニュースが痛々しく切なくなります。せっかく生まれてきた命を奪う権利は誰にもありません。もしかしたら両親も同じように虐待を受けていたのか、もしかしたら両親とも病気で理性を失っていたのか、もしかしたら、もしかしたらといくら考えてみても、幼い子供への虐待が許されることはありません。わずか5年の命、その5年間をどのように過ごしたのでしょうか。楽しい思い出はあったのでしょうか。もし違った両親のもとに生まれたとしたら、もっと愛され大切にされ素晴らしい人生になったかもしれません。どうしてあんな両親のもとに生まれてしまったのか。子供には両親を選ぶ権利はありません。両親には生まれてきた子を大切に育てる義務があります。その義務を放棄するならば、せめて最後の務めとして施設に預けてしほしいと思います。命さえあれば、どのような環境であれば、成長と共に自分の手で人生をつくっていくことができます。命さえあれば、その命をもっと切実に考えてほしいと願います。



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