自分の殻を破り成長していくためには、どうすればよいのかと考えることがあります。ひとつには自分の師匠を探すことだと思います。本やネットからも知識を得ることはできますが、対峙して生き方を学ぶには師を持つことが大切です。自分が求める知識ではなく、自分にはなかった価値観を得るためには、人から学ばなければなりません。謙虚な気持ちで学ぼうとすることで、成長することができます。
もうひとつには縁を大切にすることだと思います。日々の様々な出会いは天の計らいであり意味があります。ご縁のなかで面倒だと思っても、自分には合わないと思っても、飛び込んでみることで新しい可能性を得ることができます。流れに身をゆだねることで、自分一人では到達できないところまで行けることもあります。今までしなかったことをするためには、誰かと一緒ということも大切です。
最後には自分のためではなく、誰かのために頑張るということが必要だと思います。雪山で遭難した時には自分のために生きようとする人よりも、家族のために生きようとする人のほうが生存率が高いといいます。意外と自分のためには頑張れないものです。誰かのためや社会のために本気になった時に、人間は大きく羽ばたくことができるのではないでしょうか。外からの刺激に上手に反応して高めていきたいものです。
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