私達はそれぞに様々な想いを持っているものです。子供の頃の夢や老後の夢、進学、仕事、趣味、自己実現など色々な目標もあります。ところが、夢や目標の実現は容易ではありません。なぜなら天による審査があるからなのです。何かを為そうとすれば、それに見合った試練が与えられるものです。あたかも私達の想いを試すかのように困難が続くのです。
想いを遂げるためには試練に打ち勝たなければなりません。想いが高いほどに試練の難度も高くなるものです。また、抱いている想いの動機も審査の対象となります。自分のための欲にまかせた想いでは却下されてしまいます。審査は厳しく動機、努力、忍耐、継続など多項目があり、それらの条件を満たすまでは、想いを遂げる許可をもらうことはできないのです。何かを為そうと思えば、天から試される覚悟を持たなければなりません。
天は口出しはしませんが、私達を導く様々な気づきを与えてくれています。天からの配慮に気づかなければなりません。壁にぶつかり進めなくなったならば、自分の考えは間違っていないか、得るべき協力を得ているのか、為すべきことを為しているのか、うまくいかない原因を考えなければなりません。その原因に気づき改善できてこそ、天の審査に合格することができるのです。自らの想いを天に問い、その指導に従い精進することで成就することができるのです。天の声なき声に耳を傾けたいものです。
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