南無の心で安らかに

南無とは神仏にすべて任せきる境地をいいます。私達には「できること」と「できないこと」があります。「できること」は自分で責任をもって努め、「できないこと」は人事を尽くして天命を待つという言葉もありますが、神仏にお任せすることで不安や苦悩から解放されます。また「できること」と「できないこと」を見極めることも大切です。できない人は「できないことばかり」をやろうとします。今の自分ができることに最善を尽くし、あとは神仏に任せ心安らかに待てば良いのです。神仏への信心は一朝一夕で得られるものではありません。日頃からの祈りが大切であり、大黒様との御縁を大切に南無の心を育んでください。

 

f:id:buddhist:20210330171508j:plain