これからの「食」

buddhist2008-02-21


 中国の冷凍餃子事件からさらに食についての不安が高まっています。スーパーに買い物に行っても冷凍食品は半分もありませんし、中国産の食品は敬遠されているようです。今まで私達は価格競争の中で安易に安いものに走っていたのかもしれません。
 


今まで話題にもならなかった食糧自給率が注目を集めています。グローバル化の流れに乗り、海外に依存しすぎるのも考えものです。海外で飢饉になれば自国優先で輸出などしなくなることでしょう。
 


知らない国の知らない人が作った物よりも、自分で作った物や同じ空気や風景の中で暮らす顔の見える地元の人が作った物なら安心していただくことがでます。地元の食材を使うようになれば、地域の交流も広がりますし、地元に関心や愛着をもてるようにもなってきます。地産地消スローフード、さらには食育というキーワードも登場しました。。
 


ただ美味しい物を求めるだけの時代は終わろうとしているのかもしれません。これからは「食」に農業の復興・環境保護・教育・地域の活性化・食文化の継承など様々な意味合いを持たせていかなければなりません。私達にとって欠かすことのできない食事が様々な分野をつなげてくれるようになればと思っています。






写真日記
 今日の写真は氷柱です。今年は寒く大きな氷柱もたくさんできました。人の歩く道などは氷柱が落ちてくると危険なので、氷柱落としも冬の仕事の一つです。ほとんど雪のことばかりを書いてきたのですが、二月も後半に入り春の足音が聞こえてきそうです。そろそろ雪から解放されたいものです。
 来年の大河ドラマ天地人」の主役が妻夫木さんに決まりました。直江兼役をどのように演じてくれるのか楽しみです。といっても来年の話しですから、あまり早くから盛り上がりすぎると、いざはじまる頃に飽きてしまうといけないのですが。