人生まだまたこれから

 私はまだまだこれからだという自分の可能性を信じたり、まだ変わることができると思えることが必要だと思うのです。年齢共に思考や価値観は固定されるようになってきます。ですが、それは年齢や外的な要因ではなく、自身が新しいことを求めようとせず、今の自分に安住しているからなのです。それが最も楽だと思えるのですが、変化のない生活とは停滞しているともいえます。


 思考や価値観が膠着してくると、いつもと同じようなことを考え、同じような言動を繰り返し、同じような感情と結果に陥り、それによって後悔することも多くなるのかもしれません。他人が見れば、いつも同じパターンで苦しんでいるように見えるのに、新しい視点を持たなければ本人は気づくことができないのです。自らの心に新しい流れを作らなければなりません。


 変わろうとすることには大きなエネルギーを必要とします。しかも変わるとは自分のマイナス面を正すことであったり、苦手なことに挑戦することであったりするわけです。しかも短期間で大きく変われるわけではありません。日々の心がけのもと少しずつ、長い道程を歩まなければ成長することはできないのですが、その道こそが人生の本道であり、大きな意義があります。いくつになっても新たなる気持ちで頑張りたいものです。