私達の生活は現実にどっぷりとつかっていてはいけませんが、理想という世界に逃避するのもいけません。さらには現実と理想のどちらにも興味を示さずに何も考えないこともいけません。現実と理想に片足ずつ踏みしめ両世界の良いところをつかんでいかなければなりません。
往々にして現実問題は向き合うのが面倒で棚上げしてしまいます。そのため小さかった問題が積み重なって大きな問題となります。大きな問題は小さな問題が絡み合っているため複雑で解決が難しくなります。家族にあってはお互いの小さな不満が積もり積もって家族崩壊へとつながります。会社にあっては小さなクレームが積もれ積もって倒産へとつながります。
理想がなければ現実世界の問題と向き合えないということがあります。理想世界にある夢や目標があってはじめて現実世界で前進することができるのです。そして現実世界での努力によって、理想世界が空想や妄想ではなく本物になるのです。両世界を上手につないでいなければなりません。
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