敵を作らず

 人間関係においては両方向において敵を作らないことを心がけています。まずは相手から敵視されないよう態度や言動などに気をつけています。また、本人のいないところであっても陰口にも気をつけます。気をつけるといっても無理をするとか我慢するということではなく、習慣化してしまえばストレスなく実行できるものです。仲間を作ることも大切なのですが、敵を作らないことも重要なのです。自分を敵視する人間がいれば、大事なところでその影響を受けてしまうものです。


 また、自分が人を敵視しないよう気をつけています。相手から敵視されるよりも、自分が誰かを敵視するほうがストレスとなります。憎悪したり失望したりすると、相手への見方が変わってしまいます。相手がどうこうというよりも、自分の見方が変わってしまうことが恐ろしいのです。見方が変われば、それまでの温厚な関係は破綻し、相手の言動すべてにイライラするようになってしまいます。そこから元に戻るのは大変ことです。


 自分も相手もつねに同じということはなく、変わっていくからこそ人間関係は難しいものです。些細なことでもお互い一生の後悔になることもあります。親しき中にも礼儀ありといいますが、どのような関係でもマナーと配慮は大切です。親しい関係ほど破綻すれば自分たちはもとより周囲にも迷惑がかかるものです。道を歩いていてもお互いに半歩ずつ避ければぶつかることはありません。ケンカをすれば、相手が悪いと思うものですが、必ず自分にも原因はあるものです。一足先にその原因に対処できれば、誰とでも良好な関係を築けるのかもしれません。