自分をアップデート

 サッカーワールドカップで強豪ドイツに勝った日本代表に日本中が歓喜したことでしょう。私の場合には熱烈ということはなく、勝ってほしいけれども、現実は厳しいかと思っていました。ですが、勝負というものは分からないものであり、先入観や固定観念に縛られてしまうと、正しい判断ができなくなってしまいます。相手を過剰評価しても、自分を過小評価してもいけないものです。


 正しい評価というものは難しいものです。大切なことは「やってみなければ分からない」と考えることなのかもしれません。やる前からあきらめるよりも、勝負してみることです。経験してこそ、漠然とした思いを具体化するためにも経験が必要なのです。経験によって今の自分の位置を確認し、これからどうすれば良いのかが分かります。


 世界は絶えず変化していきます。自分の経験や価値観が今も通用するものか考えなければなりません。そして修正していかなければなりません。政治家の失言などは時代錯誤の価値観をいまだに抱えているから起こるのです。好むと好まざるとに関わらず、この社会で生活するためには、つねに自分をアップデートしていかなければなりません。昨日の試合は残念でしたが、次は頑張ってほしいものです。