もっと興味と関心を

 病院でひたすら待っている時に政権放送が流れていました。政教分離を口実にするわけではありませんが、今までちゃんと見たことはありませんでした。暇つぶしということではありませんが、見ていると各党の主張がよく分かりました。どの政党ももっともなことを言っており、今までの勝手な偏見を改めなければなりませんでした。選挙のPRということではなく、議員の皆様が本気で日本を良くしたいと思うならば、必ず日本は良くなるはずなのです。


 何事も興味をもって聞くことが大切だと考えさせられました。家族の話、同僚の話、友人の話、いつもどれだけ真剣に聞いているのか不安になりました。たとえ目の前にいたとしても、相手に対して興味や関心がなければ、存在しないのと同じなのです。聞いているようで聞いてない、どうでも良いということになってしまいます。その無関心は相手にも伝わるものなのです。


 「愛の反対は憎しみではない無関心だ」とマザー・テレサは言っています。どれだけ周囲に人がいたとしても、興味も関心もなければ1人でいることになります。孤独を嘆く前に周囲に対して興味関心を抱くことです。その想いがあって初めて周囲とつながれるのかもしれません。自分のことと同じように周囲のことも考える。小学校で教えられたことが、いまだにできていないと反省させられます。