言葉の魔法

 今の自分が話していることは現状に対する不満なのか、それとも未来への希望なのか、会話の内容を考えてみなければなりません。言葉も習慣化するものであり、不満が習慣化すればマイナス思考となり、周囲の人々も遠ざかっていくものです。希望が習慣化すれば、何事も前向きに考えるようになり、周囲の人々も楽しそうだと集まってくるものです。


 思考が言葉となって習慣となり、習慣化された言葉が現実となります。良くも悪くも日々の言葉が現実を作り出しています。考えてみれば日々の不満から楽しい毎日が生まれることはありません。不満はさらなる不満につながっていくだけなのです。もっと自分の言葉の力を認識しなければなりません。自分の日々の言葉が、自分への暗示となり、さらに同じ言葉を発している人々を集めるのです。


 言葉を変えれば、心も変わり現実も変わります。心を変えようと思っても難しいわけですが、言葉を変えることはできるものです。やさしい言葉、希望の言葉、明るい言葉を意識することで、心もそのように変わっていき、同じように現実も変わっていくのです。まずは今日一日、一週間、一ヵ月と正しい言葉を使っていくことで、すべてが変わっていくことを実感できるかもしれませんね。