ご朱印帳あれこれ

 ご朱印ブームのなか普段ご朱印を書いていて思うことをまとめてみました。参拝者も社寺仏閣もお互い相手に配慮して良き参拝の証となるようにしたいものです。

書きづらい朱印帳
1、ちゃんと開かない(手を離すと綴じてしまう)
2、いつまでも墨が乾かない(紙質)
3、カバーにボタンがあり平らにならない(朱印が上手に押せない)
4、小さかったり、長方形すぎて幅がない(狭くて書きづらい)
5、朱印帳にパンフレットなど色々なものを挟んでいる

 

その他
1、正式には参拝してからご朱印をもらうものですが、便宜的にご朱印を依頼してから参拝いただくと、参拝中に書けるのでお待たせすることなく丁寧に書くことができます。

2、朱肉や墨は乾くまで時間がかかるので、半紙などを挟んでおくと、書いた面の反対側に朱肉や墨がつく心配がありません。慣れている人は朱印帳サイズに切った電話帳を切って挟んでいます。

3、観光名所のスタンプが押されていることもありますが、ご朱印とは別にしたほうが良いと思います。

4、キャラクターのスタンプや印刷があるご朱印もありますが、本義からは逸脱していると思います。

5、ご朱印を評価する人もいますが、評価するものではなく参拝の証です。本来は写経を納めた証でした。そのため京都などでは納経といいます。

6、寺院と神社の朱印帳を分けている人もいますが、私は一緒でも良いと思っています。明治までは神仏一体で信仰されていました。