勝負の朝

 朝の目覚めが快適だと1日を順調に始めることができます。そのためには適度な睡眠時間や布団にストレスや悩みを持ち込まないなど、快適な目覚めのための準備をしたいものです。睡眠の質を高めることで心身ともに健全な朝を迎えることができます。朝の調子が良いと些細なことでイライラせずに人に対しても優しくなれます。朝の気分によって1日が決まるといってもよいのかもしれません。


 朝のスタートが順調なら、その気分を維持したいものです。私達の日常生活には様々なイライラの種があります。人によってイライラする事や人が決まっているものです。渋滞が苦手な人は朝の渋滞で1日を台無しにしてしまいます。職場に嫌いな人がいれば、その人の顔を見ただけで1日が台無しになってしまいます。渋滞や嫌いな人間の存在を消すことはできませんが避けることはできます。渋滞を回避したり会わないようにすることできます。ですが、避けられないこともありますから、苦手なら苦手でもかまいませんからイライラしないよう落ち着きたいものです。


 朝には希望をもって朝を迎え、夜には感謝の心で眠りにつければどれだけ幸せでしょうか。私はこれ以上の幸福はないと考えています。金銭や権力よりも日々を心おだやかに過ごせることのほうが素晴らしいと思うのです。おだやかな生活とは手の届かい夢ではなく、どのような人であれ心がければ得られる生活です。「今日も1日頑張ろう」という快適な目覚めから始め、日中はイライラせず優しい気持ちで過ごし、夜には今日1日の無事に感謝できるよう努めていきたいものです。そういった生活の先にこそ本物の幸福があるのではないでしょうか。