苦しくなる原因

 隣にいるグループが協調性について話しているのが聞こえてきました。協調性を意識すればするほど、周囲に合わせようとすればするほど、かえって協調性を失ってしまうのかもしれません。協調性とは自分の心を抑えることではありません。ところが、協調性ということを意識すればするほど、自分を抑えようとして、そのことが面倒になってしまいます。そのうえ自分は人間関係が苦手だと思い込んでは人を恐れてしまいます。協調性とは自分を抑えることではなく、相手を想うことであり、自分と同じように相手にも配慮することです。けして我慢することではなく、自分と相手の想いを調和させることだと思うのです。


 何事も考えすぎれば面倒になり嫌になります。そもそも前向きな人や楽天的な人はあまり考えません。いろいろ考えるよりも行動を好むのです。逆に考えすぎる人は行動することが苦手なのかもしれません。行動しないためにいつまでも考えているのかもしれません。考えるほど消極的になり疑心暗鬼に陥ります。考えすぎない習慣を持てれば心が軽くなります。考えすぎて自分を苦しめることから解放されたいものです。




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