新しいアクションとリアクション

 冬は朝の除雪からはじまり多くの時間を雪に費やすため、一日が単調で早く感じます。新年の誓いも程々に雪と格闘する日々に埋没して気づけば春になってしまいます。雪でなくとも仕事や介護などによって睡眠を除く多くの時間を奪われてしまうのが大人の生活です。子供と比べれば様々な制約がなく自分の考えで生活できますが、時間に関しては子供よりも不自由なのかもしれません。


 単調な生活に埋没しないためには、新しいアクションが求められます。いつもとは違うアクションやリアクションを意識することで緊張感や充実感のある生活になるかもしれません。多くの人は年齢と共に保守的になるものです。変わらない生活に飽き失望しながらも、ことさら変化を求めない矛盾した生活になるのかもしれません。何もしなければ、何も変わらず、何も感じられず、何も得られない生活になってしまいます。


 池に小石を投じれば水面に波紋が広がっていきます。新しいアクションは小石と同じように、生活に新しい波を生み出します。もちろん、そのアクションが良い方向に向かうのか、悪い方向に流れてしまうかは分かりません。そのため新しいアクションには恐怖が伴うため変化を嫌う人もいます。ですが、変化とは与えられるものではなく、自分で作っていくものです。簡単に思うようにはいかないかもしれませんが、望む方向に少しずつ変化・成長していけたらと思います。 




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