それそれの感度

 良い影響を受けやすい人と悪い影響を受けやすい人がいるように思います。その違いはどちらの影響を受けやすいかの違いです。良い影響を受けやすい人は、根拠はなくても明るく前向きであったりして、良い情報や人が集まってきます。悪い影響を受けやすい人は、自分に自信がないため悪い方に考えてしまいます。何気ない周囲の話が悪口のように聞こえたり、誰も思ってもいないようなことを勘ぐったりして、いわば自滅的に苦悩してしまいます。


 情報化社会で生きていれば濁流のように情報が押し寄せてきます。大切なことは情報の選別であり、そのために自分のアンテナを磨かなければなりません。無駄な情報はキャッチしない、ネガティブな情報には翻弄されない、必要な情報はちゃんと整理する、耳が痛くても大切な情報は受けとめるといった情報の選別が必要です。


 アンテナの精度によって、同じ情報であっても価値が違ってきます。素晴らしいアンテナはその情報からより良い結果を導き出します。修行の足りないアンテナはその情報を活かしきれなかったり、不幸を作り出すこともあります。先見の明という言葉がありますが、知識や経験、素直な心や前向きな気持ちなどでアンテナを磨いてこそ有意義な情報を得ることができると思うのです。




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