甲子大黒天本山のブログ

このサイトは甲子大黒天本山オフィシャルブログとして福山主が担当しております。甲子大黒天の紹介のほか豊かな人生を送るために大切なことを書かせていただいております。

この矛盾に満ちた存在を

 小沢健二さんとSEKAINOOWARIがコラボした新曲「フクロウの声が聞こえる」に本当と虚構、混沌と秩序、絶望と希望、孤高と共働、残酷さと慈悲という歌詞があります。相反するもの同士ですが、人間の世界とはまさにこういった相反する対極によって成り立っているものです。これは社会ばかりではなく、人間そのものも相反する対極により成り立ち、対極の間で揺れ動いているものです。


 私達は自分の内面世界においても、日々暮している社会においても、相反する対極のどちらを選ぶのか選択に迫られます。たとえば絶望と希望のどちらを選ぶかは自分自身で決めることです。同じ境遇にあっても、絶望に沈む人と希望にあふれる人に分かれますが、それは運命や社会によって与えられたものではなく、自分の責任において選び取っているのです。そもそも絶望と希望とは表裏一体の同じものです。絶望と思えば絶望となり、希望と考えれば希望になるのです。


 人間とは不思議な存在だと思います。相反する対極を同時に抱え、矛盾に満ちながら存在しているのですから。家族と一緒に暮らし、友人とも毎日顔を合わせて生活しているのに、孤独に苦しむことがあります。いつもおだやかで優しい人が、残酷な鬼になることもあります。自分のなかで真実を作り出したかと思えば、その真実を嘘にしてしまうこともあります。けして理論や理屈で考えることができないのが人間というものです。ですが、機械とは異なるそんな人間だからこそ面白いのであり、生きていることに価値があるのだと思うのです。生きていれば色々なことがありますが、それでも楽しく暮らしていきたいものです。 




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